久しぶりのエクスプレスですね。今回はキャンプ地の岡山県からお届けします。10月29日から始まった秋季倉敷キャンプも第2クール2日目。さすがに少しずつ疲れがたまって来ています。
岡山県は今年、自主トレを行ったところ。要するに1年をスタートさせた場所です。だからこそ、初心に戻って新たな気持ちで練習することができています。
前回も書いたようにキャンプは打撃中心。毎日のように特打でバットを振っています。そのせいで手のひらはボロボロ。今は試行錯誤を続けながら、1クールずつ、段階を踏んでやっている状況です。
シーズンが終わったので、打撃フォームとかをバラバラにして、また一から組み立てて行っています。キャンプでは紅白戦もあるけど、100%の状態ではないので、ファンの皆さんには申し訳かく思っています。
でも、正直なところ今は結果を求めていませんし、気にしていません。あくまでも来年の開幕に結果を出だしたいと思っています。毎日のように正田(打撃コーチ)さんも付きっきりで指導していただいています。
昨日も体重移動の練習をするためにチューブを使ったり、インパクト時の腕の使い方を練習するためにグラブで球を捕球したり・・・。いろいろバリエーションで打撃を教えていただいています。
来年に向けて何かをプラスアルファする。そういう意味でもキャンプに来て良かったと思っています。充実した毎日を過ごせていますよ。このキャンプが終わったときに「よし!これだ」と思えるようにしたいです。
ファンの方からも激励の言葉をいただきます。特にスタンドから声をかけてもらうことは本当にうれしい。それは気力につながります。しんどいときでも「もうひと踏ん張り」と思いますね。
ボクの少年野球チーム「レッドスターベースボールクラブ」の子供たちも頑張っていますしね。12月にはトライアウトを開催します(詳しくはボクのホームページまたは、チームのホームページを見てください)。うちのチームは技術とか関係なく、本当に野球が好きで野球を真剣にしたい子供たちを待っています。
キャンプが終われば、子供たちを見に行こうと思っています。そのときにいいお手本になれるように、ボクもしっかり練習して行きたいと思います。
(阪神タイガース外野手)
=協力オフィスS・I・C=
|