いきなりロッテです。燃えられる相手です。昨年は交流戦で2勝3敗1分。そして日本シリーズでは・・・。きのう(8日)、神戸市内のホテルで交流戦への記者会見があって阪神からはボクと金本さんが出席。ロッテの小林雅投手と西岡選手と顔を合わせてきました。
会見の中で西岡選手との盗塁王対決が見ものと質問されました。もちろん意識しないわけはありません。でも個人的には、NPBの「交流戦ライバル宣言」でも名前を出したんですが、渡辺俊介投手へのリベンジに燃えています。
同じ歳。そしてJR東日本と新日鉄君津の社会人時代から何度も対戦してきました。プロに入って昨シーズンは手も足も出ないほどやられました。今回の甲子園3連戦では渡辺投手の登板はないかもしれませんが、23日からの千葉マリンスタジアムでの3連戦ではひょっとしたらあるかもしれません。ぜひ、あのサブマリンを打ってボクもチームも乗っていきたいですね。
昨年はこの交流戦期間中に、それまで首位だった中日を追い抜いて、そのままリーグ優勝できました。21勝13敗2分け。ロッテ、ソフトバンクに次いで阪神は3位でした。数字にもはっきりと出ているように、交流戦の上位チームがセ・リーグもパ・リーグもそのままペナントレースでも上位に進出しています。交流戦で勢いをつけて、後半戦へ・・・。そういう意味でもとても大事な36試合だと位置づけられると思います。
金本さんが会見時、隣で言っていました。「日本シリーズの4連敗を、逆にパワーを出す肥やしにしている」って・・・。ボクもそう思います。幸い、現在は4カード連続で勝ち越し中。昨年のこの時期より4つも多い貯金「5」でロッテにぶつかっていけるんだから、いい流れなんじゃないでしょうか。
昨年の交流戦で真っ先に思いだしてしまうのが、西武戦(インボイス)で盗塁した際の左脇腹の骨折。プレー中の負傷なので防ぎようはないんですが、痛みがとれるまでは本当にツラかった。今月26日からまたインボイスで西武3連戦があるんですよね。球場に着いたらすぐに塩でもまいておこうかな(笑)。
(阪神タイガース 外野手)
=協力オフィスS・I・C=
|