久しぶりの自分のまくらは気持ちよかったです。
キャンプが終わって関西へ戻ってきました。出発した時のままになっていた自分の部屋ですが、やっぱり一番落ち着きますね。本当にぐっすりと寝られました。
きょうのオリックス戦を皮切りに、オープン戦が続きます。まだまだ満足してはいけませんが、コンディションも良く、いい感じです。結果ではなく、内容というか、打席での感覚ですね。
それを実感したのが2月27日に安芸であった紅白戦。下柳さん、球児、福原、江草と対戦して4打席で1安打。いろいろなタイプの4投手でみんなすごいボール(お世辞じゃないです)を放っていましたが、全打席でうまくタイミングを合わせることができたんです。
振り込む時期は終わりました。
だからもう同じテンポで投げてくる打撃マシンでの打撃練習はなるべくやらないつもりです。これからは実戦というか真剣勝負の時期。抑えようとしてくる投手の球をどう対処していけるかで、そういう意味でも紅白戦で今の自分の状態を確認できました。
金本さん、下柳さん、矢野さん。チームの最年長でまだまだ気持ちも体も元気な方ばかりですが、いつもまでも先輩たちに頼ってばかりでもいけない。僕らの世代が先頭にたって若い選手たちを引っ張っていかないと。
安芸キャンプ中、同級生だけで一度、食事をしました。秀太、福原に今年から加わった金村(暁)と新井。フォードとアッチソン(2人も同じ歳です)はさすがに来れませんでしたが…。
マジメな話はちょっとで、ほとんどが笑ってばかりでしたが、急に増えた”昭和51年会”でグラウンドでもグラウンド外でも中心となっていきたい。
たまたまボクが選手会長で、相談もでき、また支えてくれるメンバーが揃ったのはうれしいです。みんなそれぞれポジションが違うんですが、単なる仲良しで終わるつもりもありません。新井とも金村ともタイプも役割もまったく違いますがお互いに負けたくないだろうし、刺激し合っていければチームにとっても良いことかなと思います。
でも、一つ言えることは、みんな野球にはマジメで、それ以外では面白いヤツばかりやわ。
(阪神タイガース外野手)
=協力オフィスS・I・C=
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